母乳と牛乳の違いは何?赤ちゃんに飲ませちゃダメな理由と赤ちゃんに安心して飲ませられる飲み物!教えます。

母乳と牛乳の違いは何?赤ちゃんに飲ませちゃダメな理由と赤ちゃんに安心して飲ませられる飲み物!教えます。

「身体にいい健康的な飲み物」として知られている牛乳。

美容効果や疲労回復、安眠効果などたくさんのメリットがあるため、「毎日、寝る前に飲んでます!」という人も多いのではないでしょうか。

しかし、牛乳を赤ちゃんに与えるとなると話は別。

というのも、赤ちゃんと牛乳との相性は、残念ながら「あまりいいものではない」からなんです。

では、赤ちゃんに牛乳を飲ませると、いったいどんな影響があるのでしょう?

そして、赤ちゃんに牛乳を与える時には、いったいどんなことに注意すればよいのでしょう?

牛乳の危険から赤ちゃんを守るためにも、赤ちゃんと牛乳に関する基礎知識、しっかりとチェックしてください。

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1.赤ちゃんに牛乳を飲ませちゃダメな理由

母乳と牛乳の成分を比較した場合、糖質やタンパク質、ミネラルなどの栄養価や成分比率が大きく異なります。

(例:母乳は牛乳に比べ糖質が約1.5倍、タンパク質やミネラルは約1/3)

この栄養価や成分比率の違い、内蔵が未熟な赤ちゃんにとっては影響が大きいんですよね。

赤ちゃんへの影響を考えず「離乳食が始まったから、牛乳でも大丈夫かな…」と勝手に判断してしまうのは、とっても危険なこと。

というのも、母乳やミルクと同じような感覚で牛乳を与えてしまうと、赤ちゃんを次のような危険にさらす可能性があるからなんです。

1-1.腸や腎臓への負担

腸や腎臓への負担

牛乳は、母乳に比べタンパク質やミネラルが、たくさん含まれています。

母乳よりタンパク質やミネラルがたくさん含まれている牛乳は、未発達な赤ちゃんの腸や腎臓に大きな負担をかけます。

そして、赤ちゃんの腸や腎臓への負担が大きくなると、下痢をしてしまったりアレルギー症状を発症する可能性が高まると考えられています。

つまり、私たちが何気なく飲んている牛乳は、赤ちゃんの成長や発達にとっては、大きな悪影響を与える危険が潜んでいるんです。

1-2.鉄欠乏性貧血の危険性

鉄欠乏性貧血の危険性

牛乳に含まれるカゼインとカルシウムには、鉄の吸収を妨げる効果があると言われています。

このため、牛乳は母乳に比べ鉄分の吸収効率が非常に悪く、赤ちゃんに必要な鉄分の吸収を妨げてしまう危険性があります。

そして、体内の鉄分が不足した場合、「鉄欠乏性貧血」と呼ばれる状態になります。

鉄欠乏性貧血とは、体内の鉄分が不足する症状で鉄欠乏性貧血になった赤ちゃんは、運動機能や認知機能に悪影響が起きてしまう可能性があります。

1-3.アレルギーの可能性

アレルギーの可能性

牛乳に含まれているタンパク質は、牛乳アレルギーの原因になります。

そして、牛乳アレルギーは日本人の中で鶏卵アレルギーの次に多いアレルギーで、皮膚の赤み、発疹、かゆみ、じんましんなどの症状はもちろんのこと、重いアレルギー症状の場合には息切れや呼吸困難など、生命を脅かす症状も現れます。

アレルギーの原因となるタンパク質を分解する力が弱い赤ちゃんが牛乳を飲んだ場合、牛乳のタンパクを分解しきれず、牛乳アレルギーを起こす危険性が高まります。

また、「消化器官が未発達な状態で牛乳を飲んだ場合、アレルギー反応を誘発する要因となる」という恐ろしい研究結果も報告されています。

つまり、赤ちゃんにとって牛乳は、体に及ぼす影響が大人と異なるとっても危険な飲み物なんです。

2.牛乳を赤ちゃん与える時に注意したいこと

内臓への負担やアレルギー症状など、いろいろなリスクが指摘されている牛乳。

とはいえ、ポイントさえ注意すれば、赤ちゃんにも安心して飲ませることもできるんです。

では、赤ちゃんが牛乳を与える時、いったいどんなことに注意すればよいのでしょう?

牛乳を飲みやすくするワンポイントを含め、おすすめの飲ませ方を紹介します。

2-1.飲む時期は「1歳のお誕生日」を過ぎてから

飲む時期は「1歳のお誕生日」を過ぎてから

牛乳を与えるのは、「1歳のお誕生日を過ぎた時期」からにしましょう。

というのも、厚生労働省が策定した「授乳・離乳の支援ガイド」では、牛乳の飲む時期として「離乳が完了した1歳以降が」が推奨されているからです。

1歳を過ぎた赤ちゃんは、消化機能が発達し牛乳に含まれるタンパク質やミネラルを、ちゃんと分解することができます。

また、1歳を過ぎた赤ちゃんは、納豆やごま、ほうれん草など鉄分を豊富に含んだ食品を離乳食として食べることができるので、牛乳による鉄欠乏性貧血の危険性から身を守ることもできます。

なお、牛乳独特の味や臭みが苦手な場合には、牛乳をグラタンやシチューなど離乳食に混ぜる方法がおすすめです。

また、牛乳を嫌がる場合には無理に与えることは避け、少し間隔をあけてから再度チャレンジする我慢も必要でしょう。

2-2.最初は小さじ2杯から

最初は小さじ2杯から

牛乳を与え始める時には、スプーンで少しづつ与えるようにしましょう。

というのも、赤ちゃんの体質によっては牛乳を飲むことによって、お腹をこわしたり牛乳アレルギーの症状が現れる可能性があるからです。

目安は、小さじ2杯程度。

少量を与えて問題がないことを確認できれば、飲ませる量を少しづつ増やしていきましょう。

なお、飲ませる最大量は、1回コップ1杯(200ml)、1日300~400ml(コップ2杯)が目安。

哺乳瓶やストローで飲ませると、ゴクゴクと一気に飲んでしまう場合も多いので、くれぐれも与えすぎには注意しましょう。

2-3.温度は人肌

温度は人肌

牛乳は、母乳の状態に近い「人肌くらい」に温めてから与えましょう。

というのも、冷たい牛乳では赤ちゃんの胃腸に大きな負担となり、お腹を壊してしまう可能性が高まるからです。

まずは、人肌くらいの牛乳を与え、体調やうんちの状態に問題がなければ、第2ステップとして常温の牛乳。

さらに問題がなければ、第3ステップとして冷たい牛乳と、徐々にステップアップしていく方法がおすすめです。

なお、牛乳を温めるとニオイがキツくなります。

牛乳独特のニオイを嫌がる場合には、フォローアップミルクを牛乳を少量混ぜ、少しづつ牛乳の割合を増やしていくなど、「牛乳のニオイを分かりづらくする工夫」も必要でしょう。

2-4.鮮度を重視

鮮度を重視

牛乳を与える時には、鮮度にも注意しましょう。

というのも、牛乳は他の飲み物に比べ、雑菌が繁殖しやすいからです。

牛乳はペットボトルの飲み物のように常温で持ち歩くことは避け、必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。

そして、牛乳パックなどの開封口は、できる限り指が触れることを避け、冷蔵庫に保存する時には口をしっかり閉じるようにしましょう。

また、牛乳に記載されている賞味期限は開封前のものなので、「開封後2日程度」を目安に飲み切ることも、雑菌の繁殖を防ぐためには効果的です。

なお、雑菌の繁殖から赤ちゃんを守る方法としては、少量パックの牛乳やビン牛乳など短期間で飲み切ることができるサイズを選ぶ方法もおすすめです。

3.赤ちゃんに飲み物を与えるときに注意したい3つのポイント

赤ちゃんに安心して与えるためには、いろいろなことに注意しなければならない牛乳。

とくに、1歳までは飲ませることができないのは、母乳やミルクの代用品としてはもちろん、栄養補給や水分補給としても適しているとは言えません。

また、外出時に牛乳を持ち歩くことは衛生面で不安があり、ペットボトル飲料のように持ち運びに便利な飲み物とはいえません。

では、母乳やミルクを卒業しようとしている赤ちゃんに最適な飲み物とは、いったいどんな飲み物なのでしょう?

大事な赤ちゃんを守るために、「ぜったいに覚えておきたいポイント」を紹介します。

3-1.カフェインやタンニンを避けよう

カフェインやタンニンを避けよう

赤ちゃんには、カフェインやタンニンが含まれていない飲み物を与えるようにしましょう。

というのも、消化機能が未熟な赤ちゃんは、カフェインをうまく消化分解できないからです。

カフェインをうまく消化分解することができなければ、カフェインが赤ちゃんの身体に長くとどまり、身体への負担が大きくなったり、いろいろな副作用のリスクが高まります。

カフェインによる副作用には、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などがあり、特に興奮作用や不眠症などは赤ちゃんの成長に大きな悪影響になります。

■参考:内閣府 食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン」

また、もう一つの危険物質「タンニン」は、うんちを固くする後悔があるため、赤ちゃんが便秘になるリスクが高まります。

そして、赤ちゃんが便秘になると、離乳食を食べなくなるのはもちろんのこと、便が固くて出ないことで苦しくなったり痛がったりする悪影響も考えられます。

このため、赤ちゃんにやむを得ずカフェインやタンニンが含まれている飲み物を与える時には「水で十分にうすめてから与える」などの工夫が必要です。

なお、赤ちゃんにとって危険なカフェインやタンニンを含む飲み物としては、コーヒー、お茶、紅茶、ウーロン茶など、また市販されている栄養ドリンクの中にもカフェインが含まれているものが少なくありません。

逆に、赤ちゃんの飲み物としてピッタリなのは、その他の飲み物に比べタンニンが圧倒的に少なく、カフェインも含まれていない「麦茶」。

麦茶の中には、必要な分だけ作ることができる「粉末タイプ」や、外出する時に便利な「ペットボトルタイプ」など、赤ちゃん専用の「ベビー麦茶」もあるので、あなたの家族構成やライフスタイルに合わせ使い分ける方法がおすすめです。

3-2.糖分を多く含むジュースや清涼飲料水は避けよう

糖分を多く含むジュースや清涼飲料水は避けよう

赤ちゃんには、糖分を多く含んでいるジュースや清涼飲料水などを与えすぎないように注意しましょう。

というのも、糖分の多い飲み物を与え過ぎると、虫歯になったり肥満になる可能性が高まるからです。

また、濃くて甘いジューズの味に慣れてしまうと、母乳やミルクを飲む量が減ってしまったり離乳食を食べなくなるなど、栄養補給や水分補給にも大きな悪影響が出る危険性もあります。

さらに、含まれている野菜や果物の種類によっては、アレルギーの原因になる可能性もあります。

なお、厚生労働省のホームページでは「離乳の開始前に果汁を与えることについては…栄養学的な意義は認められていない」と紹介されています。

このため、糖分を多く含み赤ちゃんが好んで飲むジュースや清涼飲料水は、離乳食が完了した時や薬を飲んだ後など、あくまでも「ご褒美」として与えることをルールとし、 飲ませた後には虫歯予防のため歯を磨いてあげることを心がけましょう。

3-3.ミネラル分を避けよう

ミネラル分を避けよう

赤ちゃんの水分補給として、ミネラルウォーターを選ぶ人は少なくありません。

しかし、赤ちゃんのためにミネラルウォーターを選ぶ時には、ミネラルウォーターに含まれているミネラル分に注意する必要があります。

一般的に「硬水」と呼ばれるミネラルウォーターは、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル分が多く含まれています。

ミネラル分が多い硬水のミネラルウォーターを大人が飲んだ場合、動脈硬化予防や便秘の解消などいろいろなメリットがあると言われていますが、赤ちゃんが飲んだ場合にはミネラル分が内蔵への大きな負担になります。

このため、赤ちゃんの水分補給としてミネラルウォーターを選ぶ場合には、ミネラル分の多い硬水は避け、ミネラル分が少ない「軟水」を選ぶようにしましょう。

なお、軟水のミネラルウォーターの中には、ミネラル分をほとんど含んでいない「ピュアウォーター」と呼ばれる「より安全性の高い飲料水」もあり、赤ちゃんの健康にこだわりたいママから支持されています。

また、ペットボトルやウォーターサーバーのピュアウォーターならちゃんと殺菌されているので、煮沸の必要がなくスグ飲ませられるのも大きなメリットです。

4.赤ちゃんに飲ませたいお水セレクション

赤ちゃんに飲ませる水として、自信をもっておすすめできるサービスを厳選してみました。

これから紹介するサービスは、「煮沸不要でミネラルや有害物質を除去されている」という共通点がありますが、あなたの利用方法によっておすすめのサービスは変わってきます。

具体的には「使用量が少ないのならアルピナウォーター」、「家族全員で思う存分使いたいならウォータースタンド」がおすすめです。

あなたのライフスタイルに応じて、選んでみてください。

■ピュアウォーターのウォーターサーバー「アルピナウォーター」


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アルピナウォーターは、ピュアウォーターを飲むことができるウォーターサーバーです。

アルピナウォーターのピュアウォーターは、ミネラルを含む有害な不純物の99.9パーセントが除去された「超軟水」

「超軟水」だから、赤ちゃんの飲料水としてはもちろんのこと、粉ミルクとの相性もバツグンなんです。

また、温水と冷水、両方を使うことができるので、粉ミルクやフリーズドライ離乳食も短時間で作ることができます。

これなら、「夜中に泣き叫ぶ我が子を待たせ、お湯を沸かしてミルク溶かして冷まして…」なんて苦労もなくなりますよね。

さらに、第三者による放射能検査や、全自動でボトル洗浄から密封まで行うなど、安全衛生管理も徹底。

気になるサーバーのメンテナンスも、専門スタッフが定期的に対応してくれますよ。

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■初期費用が少なくメンテナンスもおまかせの浄水器レンタル「ウォータースタンド」


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ウォータースタンドは、「おいしいお水が、定額制で使える」ことが人気の、浄水器レンタルサービスです。

ウォーターサーバーとの最大の違いは、「どれだけ使っても利用料金が変わらないこと!」

だから、「赤ちゃんの飲料水としてだけでなく、家族の飲料水やお料理にも安全な水を…」と考えているなら、気兼ねなくたくさん使えるウォータースタンドの方がホントおすすめなんです。

ウォータースタンドの浄水器は、役割の異なる3種類のフィルターを使用。

3種類のフィルターを利用することにより、鉛や塩素、トリハロメタンなどの有害物質をちゃんと取り除いてくれます。

しかも、 逆浸透膜と呼ばれる高性能フィルターの機種なら、99パーセント以上の不純物はもちろん、放射性物質もすべて取り除いてくれる。

これなら、赤ちゃんの飲料水として安心して飲ませられますね。

さらに、ウォータースタンドなら、定期的に行ってくれる訪問メンテナンスや、フィルター交換もすべて無料で対応してくれる。

ボトル交換や水の注文の必要がないのも、手間いらずでとってもラクですよ。

ウォータースタンド利用者生の声

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(※ご注意!ここで紹介している情報やデータは、2018年07月03日時点での独自による調査結果です。各データは、必ず公式サイトや運営会社発表のものと照合しご確認ください)

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