どんなミネラルウォーターだとしても、あなたがミネラルウォーターを飲むする時には、雑菌による影響をゼロにすることはできません。
なぜならば、どれだけ精度の高い殺菌処理が行われたとしても、外気と触れた時点でミネラルウォーターは雑菌に侵される可能性があるからです。
雑菌によるミネラルウォーターへの影響を最小限にするためには、どんなミネラルウォーターを選ぶかが重要です。
また、どんな飲み方をするのかによっても、雑菌による腐敗の進行具合は大きく変わってきます。
これからご紹介する情報を参考に、あなたの身体を雑菌による悪影響から守ってください。
雑菌が少ないミネラルウォーターの選び方
雑菌によるミネラルウォーターへの影響を最小限に抑えるためには、不純物が含まれていないミネラルウォーターを選ぶのが効果的な方法です。
なぜならば、ミネラルウォーターに含まれる不純物は、雑菌と反応し腐敗が進行していくからです。
不純物が少ないミネラルウォーターとしては、ろ過によって不純物が取り除かれているピュアウォーターが挙げられます。
ろ過することによって、不純物と一緒に天然のミネラル成分も取り除かれてしまいますが、雑菌の影響を最小限に抑えるミネラルウォーターとしては最適です。
ただし、ピュアウォーターの中には、不純物を取り除いた後、味わいや飲みやすさ目的に、いろいろな成分を添加されているものもあります。
ピュアウォーターの選ぶ際には、ラベルや成分表示などを確認し、成分調整の有無についても確認するようにしましょう。
また、殺菌処理されていないミネラルウォーターには、ボトリングされた時点で雑菌が含まれていると考えることができます。
つまり、雑菌によるミネラルウォーターへの影響を最小限に抑えるためには、生水をそのままボトリングされたミネラルウォーターは避けるべきだということです。
日本で製造されるミネラルウォーターは殺菌処理が義務付けられていますが、ヨーロッパで製造されるミネラルウォーターには殺菌処理が義務付けられていません。
つまり、ヨーロッパで製造されるミネラルウォーターは、雑菌が含まれていることが前提条件なのです。
生水を殺菌すれば、安全性は高まりますが、ミネラル成分や水本来の美味しさが失われる可能性があります。
雑菌には、メリットとデメリット、両方考えられることも覚えておきましょう。
雑菌が少ないミネラルウォーターの飲み方
空気に触れることにより雑菌の量は増えていくことから、なるべくミネラルウォーターが外気に触れないようにすることも大切です。
また、一度開封したミネラルウォーターは、一度に飲み切ることが基本となります。
なぜならば、ボトリングされた時に行われた殺菌効果は、開封した時点出ほとんど効果がなくなるからです。
もし、一度に飲み切ることが困難な場合には、冷蔵庫など低温で雑菌の繁殖を抑える効果がある場所で保管し、速やかに飲み切るようにしましょう。
つまり、ミネラルウォーターは開封した時点で、生ものと同じように考えた方がよいということです。
また、人の口の中には、たくざんの雑菌が存在しています。
つまり、飲み切ることができないミネラルウォーターを、口をつけて飲むことは口の中の雑菌をペットボトルの中に送り込むことであり、雑菌の繁殖する環境を自ら整えているのと同じだということです。
雑菌によるミネラルウォーターへの影響を最小限に抑えたければ、ペットボトルのミネラルウォーターはコップなどの移し変えてから飲むようにしましょう。
また、キャップの内側やペットボトルの口に手で触れることも、雑菌の影響を受けやすくします。
つまり、人の身体と触れることを防ぐことができれば、雑菌の影響はより小さくなるということです。