ウォーターサーバーのメンテナンス方法には、2つの種類があります。
ひとつはメーカーのスタッフが定期的にメンテナンスを行うもの、もうひとつはウォーターサーバーを使うあなたが、日常的にメンテナンスを行うものです。
同じメンテナンスでも、スタッフが行うメンテナンスと、あなたが行うメンテナンスとでは、目的がまったく違います。
なぜならば、メーカースタッフが行うメンテナンスはウォーターサーバーの保守、点検を主な目的としているのに対し、あなたが行うメンテナンスは、清掃やお手入れを目的としているからです。
そして、どちらのメンテナンスもメーカーやウォーターサーバーの種類によって方法、費用、期間などが異なるため、ウォーターサーバーを選ぶ上において重要な判断材料となっています。
では、ウォーターサーバーを選ぶ時、メンテナンス方法の、どのようなことに注目すればよいのでしょう。
今回は、ウォーターサーバーのメンテナンス方法について考えてみます。
メンテナンスフリーとは
メーカースタッフが行うメンテナンスは、保守、点検が主な目的です。
ウォーターサーバーに使われているパーツに異常や消耗がないかを確認したり、パーツの劣化により漏水などが発生していないかについても確認するため、設置場所でメンテナンスを行うのではなく、ウォーターサーバーを一度引き取り回収し、メンテナンス済みのウォーターサーバーを設置する、つまりウォーターサーバーごと交換していくのが、最も一般的な方法です。
メーカーによっては、これらのメンテナンスが不要となるメンテナンスフリーを実現しているところもあります。
メンテナンスフリーということはメンテナンスが無料であり、ウォーターサーバーを交換する手間や時間も必要ありません。
ただし、メンテナンス不要ということは、ウォーターサーバーの保守点検が不要という意味で、当然ながら日常的な掃除やお手入れは必要であり、また、万が一故障や破損の場合、そのまま使い続けていいわけではありません。
メンテナンスフリーのイメージとしては、日常的な掃除やお手入れは必要ですが、定期的な保守点検は必要ない電気ポットと同じように考えれば分かりやすいかもしれません。
また、メーカースタッフが行うメンテナンスは、無料で行なう場合と別途費用が必要な場合があります。
メンテナンス料金をウォーターサーバーの維持費として考えることができない方は、メンテナンスフリーのウォーターサーバーやメンテナンス料金が無料のウォーターサーバーを選んだ方がよいでしょう。
逆に、多少お金が掛かっても、安全性や衛生面を重視したいのであれば、メンテナンスの詳細についてホームページ上で情報を公開しているような信頼性の高いウォーターサーバーを選んだ方がよいでしょう。
あなたが行うウォーターサーバーメンテナンス
水は空気に触れることにより、雑菌が繁殖し腐敗やカビが進行していきます。
つまり、ウォーターサーバーの日常的な洗浄やお手入れは、水が空気と触れる場所を中心に行うことが必要だということです。
多くのウォーターサーバーは、水が極力空気と触れないように設計されています。
しかし、ボトル差込口やコック周辺部など,構造上空気と触れることを前提に考えなければならない場所もあります。
ボトル差込口やコック周辺部などを清潔に保つための方法としては、アルコール除菌剤を使い消毒する方法が最も一般的です。
手が届きにくい場所については、綿棒やブラシなどを使って汚れを除去していく場合もあります。
また、水の通り道以外でも、お手入れが必要な場合があります。
たとえば、コックの下にある水の受け皿やウォーターサーバー背面のホコリの除去などがこれにあたります。
ウォーターサーバーのお手入れ方法は、基本的には大きな違いはありませんが、メーカーにとっては、洗浄用に洗浄キットが用意されていたり、具体的なお手入れ方法が動画解説されていたり、これからウォーターサーバーを使うあなたのことを考えたいろいろな配慮がされています。
ウォーターサーバーのお手入れは、些細なことかもしれませんが、日常的に行うため、ちょっとした違いが大きな影響を与えることもあります。
事前にホームページや取扱説明書などでお手入れ方法を確認し、あなたにとって負担の少ない方法を選ぶようにしましょう。
メンテナンスフリーのおすすめウォーターサーバー
簡単な日常のお手入れは必要とするものの、メーカーによるメンテナンスは不要なのが、フレシャスのウォーターサーバーです。
日常のお手入れとしては、ホルダー、サーバーの芯棒、冷温水コックの穴の中などを、清潔なふきんやキッチンペーパーなどでふき取ることなどがあげられます。
フレシャスは、富士山の開発限界区域である標高1000m地点にて地下273mから採水された天然のバナジウムや亜鉛をふんだんに含んだ、うまみの多いナチュラルミネラルウォーター天然水を使っており、含まれるミネラルは、絶妙なバランスを保持しているのが特徴です。
また、軽量7リットルパックを採用しているので、女性や高齢者の方でもボトル交換がラクなウォーターサーバーとしても人気です。