「ウォーターサーバーは、月いくら?」
ウォーターサーバーの価格は、定額でもなければ、水の値段だけでも決まりません。
なぜならば、水の値段の他にも、サーバーレンタル料金、ボトル配送料金、メンテナンス料金など、いろいろな経費が必要だからです。
また、同じウォーターサーバーを使っても、契約期間や利用環境によって、月々や年間費用に大きな違いが生じてきます。
では、ウォーターサーバーを値段で選ぶためには、どのようなことに注意すればよいのでしょう。
今回は、ウォーターサーバーの値段を比較するポイントについて考えてみます。
コストと価値のバランス感覚
あなたは、1000円と2000円のランチを比べた場合、どちらかお得だと思いますか。
実際にお店にいって、食べてみなければ分からないというのが、正直な答えではないでしょうか。
1000円のランチが安いと感じるのは、あなたが1000円のランチに1000円以上の価値を感じた時です。
2000円のランチが高いと感じるのは、あなたが2000円のランチに2000円の価値を感じない時です。
つまり、価格というのは、数字の大きさの比較ではなく、支払った金額に対し、どれぐらいの価値があるのかが重要なのです。
月々の料金が5000円のウォーターサーバーより月々の料金が3000円のウォーターサーバーが安いと考えることは、1000円と2000円のランチを食べてみる前に比べ、1000円のランチが安いと考えることと同じです。
つまり、月々3000円のウォーターサーバーが、3000円以上の価値があるのかについては、まったく考えていないということです。
5000円と3000円のウォーターサーバーが、同じ水を使い、同じ契約条件で、同じ保証内容ならば、3000円のウォーターサーバーは安いといえるでしょう。
しかし、実際にはそんなことはありません。
月々5000円のウォーターサーバーは、5000円になる理由があり、月々3000円のウォーターサーバーは3000円になる理由があるのです。
安い水を飲みたければ、水道水で十分です。
ウォーターサーバーを飲んでいるというブランドだけが欲しければ、値段だけでウォーターサーバーを選ぶことを否定しませんが、その目的はウォーターサーバー本来の目的ではありません。
月額3000円だから安いではなく、月額3000円でも高い。
月額5000円だから高いではなく、月額5000円でも安い。
贅沢なウォーターサーバーを選ぶ必要はありませんが、あなたの身体の中に摂り入れるものだからこそ、コストと価値のバランス感覚が重要だと思います。
価格を簡単に比較する方法
ウォーターサーバーに必要な費用は、実は使ってからでないと分からないものもあります。
また、メーカーによって契約内容が異なるため、いちいち計算するのも、あなたが思っている以上に面倒でまとまった時間も必要です。
ウォーターサーバーについて非常に詳しく、時間に余裕がある方であれば、それぞれの費用を調査し、比較する方法をおすすめしますが、もしあなたがウォーターサーバーについて詳しくなかったりまとまった時間を確保するのが難しいのであれば、ウォーターサーバーの専門家に依頼してみるのもひとつの方法です。
ウォーターサーバーのホームページでは、見積もり依頼フォームを設けているメーカーもありますし、直接電話で問い合わせをしてみてもよいでしょう。
あなたが興味を持った数社に見積もり依頼をすることで、イメージではなく実際に必要な費用が明確になり、ウォーターサーバー選びの重要な情報となるはずです。
ウォーターサーバーは長期契約することが前提条件である、契約期間内での解約や手数料などが必要な場合もあるため、事前検討は本当に重要です。
分からないことを分からないままにしておくのではなく、分からないかもしれないけどとりあえず行動してみる。
魅力的な価格のウォーターサーバーを見つけるためには、あなたの意思や行動力も必要でしょう。