ミネラルウォーターを飲むと、身体はむくみます。
ただし、身体がむくむのは適切な水分補給が行われていないのが原因のため、飲む回数やタイミングに注意さえすれば、身体がむくむことはありません。
また、ミネラルウォーターをたくさん飲むことがむくみの原因と考えているかもしれませんが、じつは水分補給量が不足している場合においても、むくみは起こります。
では、ミネラルウォーターを飲んでむくみが出ないためには、どのようなことに注意すればいいのでしょう。
今回は、ミネラルウォーターをむくみの関係についてご紹介します。
なぜ、水分不足によりむくむのか?
水分補給量が足りず、身体の中の水分量が不足すると、脳は身体の外へ水分を放出しないように身体に指示を出します。
具体的には、尿の量が少なくなったり、汗をかかなくなったりするわけです。
そして、尿の量が少なくなったり、汗をかかなくなったりすることは、身体の代謝機能を低下させます。
身体の代謝機能が低下した状態で、水分を補給すると、体内に溜まった水分を適切に排出することができず、むくんでしまうというわけです。
普段から適切な水分補給を心がけていれば、このような代謝不良によりむくみは防ぐことができます。
すでに、むくみを感じているのであれば、積極的に水分補給を心がけ、身体の代謝機能を高める努力をしましょう。
なぜ、水分の摂り過ぎでむくむのか?
積極的に水分補給がむくみに有効とはいえ、短時間に大量のミネラルウォーターを飲めば、やはり身体はむくみます。
なぜならば、腎臓が一度に処理できる水の量には限界があるからです。
腎臓の処理能力を超える水分補給を行うと、身体の中の水分は過剰な状態となります。
身体の中の水分が過剰な状態になることにより、一般的に水中毒と呼ばれる細胞が水浸しの状態となり、身体がむくんでいきます。
つまり、むくみを防ぐためには、水分補給量を適切にするだけでなく、回数を分け、こまめに水分補給することも重要だということです。
また、むくみのある人は、腎臓の機能が弱っている可能性も考えられます。
硬度や非常に高いミネラルウォーターや海洋深層水など、ナトリウムを多く含むミネラルウォーターは腎臓に負担になるため、ミネラルウォーターの種類にも注意しましょう。