海洋深層水のミネラルウォーターを選ぶ

海洋深層水は、水深200メートルより深い海中から採取した海水です。

海洋深層水というネーミングから人の手が加えられていない自然の水というイメージがありますが、ミネラルウォーターとして取り扱われている海洋深層水は飲みやすくするため成分が調整されているものがほとんどです。

今回は、海洋深層水がどのようなミネラルウォーターなのかについてご紹介します。

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海洋深層水の特徴

海には河川などを通じて地上からさまざまな物質が流れ込むため、海面の水は人体に有害な物質を含んでいる可能性があります。

しかし、水深が200メートルを超える海洋深層水は海面近くの水と混ざり合う可能性が非常に低いため、地上の有害物質によって汚染される可能性が非常に低いと考えられます。

また、太陽光が届かず水温も低いため、雑菌が少なくミネラル成分を豊富に含んでいることが海洋深層水の特徴です。

海洋深層水はマグネシウム含有量が多い

海洋深層水には、ナトリウムやマグネシウムをはじめ60種類以上のミネラル成分が含まれていますが、特にマグネシウムが多く含まれているのも特徴です。

しかし、海洋深層水がマグネシウムの補給に直接役立つとは言い切れません。

なぜならば、海洋深層水をそのまま飲むことは非常に困難なため、飲料用に加工されているからです。

海洋深層水を飲料用に加工する方法としてもっとも一般的なのが、最初に水分とミネラル成分とを分離し、塩分を取り除いてから再び適切な割合で水分とミネラル成分をブレンドする方法です。

つまり、海洋深層水とはいっても飲みやすくするためにミネラル成分を調整してある場合もあるということです。

海洋深層水を選ぶ際には加工されていることを理解した上で、成分表示などでミネラル成分の含有量を確認し選ぶことが重要でしょう。

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